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インフルエンザ

インフルエンザについて

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
冬季に流行することが多い病気ですが、近年新型コロナウイルス感染症の流行により感染症の動向の変化が見られています。

38℃を超える高熱、寒気、倦怠感、関節痛で発症し、喉の痛みや咳・鼻水を伴います。
小児ではまれに脳炎を起こすことがあり、異常行動がみられることもあります。
また重症の肺炎を引き起こすこともあり、大人でも重症化すると命の危険があることもあります。

インフルエンザの予防方法は、以下が知られています。

  • 流行前の予防接種
  • 手洗いや消毒の徹底
  • 室内を適度な湿度で保つこと、こまめな換気
  • 人込みや繁華街への外出を防ぐ

治療薬として抗インフルエンザ薬の飲み薬、あるいは点滴薬があります。
ただし、その効果はインフルエンザの症状が出始めてからの時間や病状により異なり、すべての方に絶対必要なわけではありません。
発症から48時間以内に抗インフルエンザ薬を開始すると、発熱期間が1~2日間程度短くなり、鼻やのどからのウイルス排出量も減るといわれています。
一方で、症状が出てから2日以降に服用を開始した場合には、十分な効果は期待できません。

一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。
そのため、ウイルスを排出している間は外出を控える必要があります。
学校保健安全法(昭和33年法律第56号)では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています

 

当院では、インフルエンザの診断・治療をおこなっています。
詳しくはお問合せください。

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