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十二指腸癌

十二指腸癌とは

十二指腸に発生する癌のことを指します。
10万人に6人の頻度で発生すると言われており、比較的珍しい癌の部類に入ります。
欧米ではやや増加傾向にあるといわれています。
家族性大腸腺腫症という病気をもつ方では、発生リスクが増えると言われています。

症状

腫瘍が小さいときには症状はありません。
腫瘍が大きくなると、食事が通りにくくなるため、腹痛・腹部膨満感・悪心・嘔吐などの症状が起こることがあります。
また、十二指腸には胆管と膵管の出口(十二指腸乳頭)があるため、その部分を腫瘍が塞いでしまうと黄疸を起こすことがあります。

診断・検査

胃カメラ検査により診断をします。
胃カメラ検査では、十二指腸下行脚とよばれる、十二指腸の奥まで観察することができます。
また、詳細な検査が必要な場合には、側視鏡とよばれる特殊な内視鏡での観察が必要となることもあります。
また、癌が疑わしい場合には、CT検査や超音波内視鏡などによる精査も行われることがあります。

当院の内視鏡検査について

治療

小さい腫瘍の場合には、内視鏡による切除術が選択されます。
腫瘍が大きい場合には手術による切除が行われます。その場合は膵頭十二指腸と呼ばれる、膵臓も一括で切除する術式が選択されることが多いです。
また、他の臓器に転移してしまった場合には、抗がん剤による治療が選択されます。

 

当院では、胃カメラ検査による十二指腸の観察も行っております。
十二指腸癌と診断された場合は、適切に高度医療機関と連携しています。
詳しくはお問合せください。

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