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好酸球性食道炎

好酸球性食道炎とは

好酸球という、リンパ球(免疫をつかさどる細胞)の一種が、食道に集まって炎症をおこすことが原因とされています。
好酸球はアレルギー疾患に関係する細胞といわれており、好酸球性食道炎もアレルギー反応の一種といわれています。
男性に多いとされ、ほかのアレルギー疾患(喘息やアトピー性皮膚炎など)との合併も報告されています。

症状

胸やけ、すっぱいものがあがってくる、げっぷ、のどのつまり感、空咳などの症状があらわれることがあります。
重症例では食道狭窄をきたすこともあります。

診断・検査

胃カメラ検査により診断をします。
食道粘膜に縦走溝、輪状の多発収縮輪、狭窄、白斑などの典型的な所見をみとめた場合、好酸球性食道炎を疑います。
粘膜の浮腫・びらん・潰瘍などをおこすこともあります。
疑わしい場合には組織検査を行い、食道粘膜に好酸球が増えていることを証明することが診断の助けとなります。
また、血液検査で好酸球が増えていることも、目安のひとつです。

当院の内視鏡検査について

治療

プロトンポンプ阻害薬(PPI)による治療がまず試されます。
重症例・反応不良例ではステロイド吸入やステロイド全身投与などをおこなうこともあります。
狭窄した場合には、胃カメラによるバルーン拡張術をおこなうこともあります。

 

当院では、胃カメラ検査による好酸球性食道炎の診断・治療も行っております。
狭窄を伴うなど重症の場合は、適切に高度医療機関と連携しています。
詳しくはお問合せください。

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