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糖尿病

糖尿病とは

インスリンという血糖値を下げるホルモンが少ない、あるいは十分に働かないことで、血糖値が異常に高い状態のことを指します。
インスリンが出なくなる糖尿病を1型糖尿病と呼び、若い方にもみられる病気です。
インスリンが十分に働かなくなる糖尿病を2型糖尿病と呼び、こちらはメタボリックシンドロームのひとつで、中年以降の方に多くみられます。
血糖値が高い状態がつづくと、全身のさまざまな血管が傷つきます。
有名な糖尿病の合併症としては、神経症、網膜症、腎症、虚血性心疾患や脳卒中などの動脈硬化性疾患があります。
これらの合併症は、長い期間血糖値が高い状態が続くことで起こります。

症状

症状がなく、検査によって気づかれることが多いです。
急激な高血糖となった場合、喉が渇く、尿の回数が増える、体重が減る、疲れやすいなどの症状が出ることもあります。
重症の場合は意識状態が悪くなることもあります。
糖尿病の合併症である神経症がある場合は手足のしびれや感覚の低下が、網膜症がある場合には視力低下や失明などを起こすことがあります。

診断・検査

糖尿病の診断は、血液検査により行います。
正確な診断を行う場合には、濃度を調整した糖入りのサイダーを飲んでいただき、2時間後に血液検査を行うこともあります。(=糖負荷試験)
神経症の診断は、神経診察や心電図、神経電動検査を行います。
網膜症の診断は、眼科診察をお願いしています。
腎症の診断は、血液尿検査で診断をします。
また動脈硬化性疾患の診断は、心電図・心臓エコー検査・心臓CT・頸動脈エコー検査・頭部MRI・ABI検査などで診断をします。

治療

まずは生活習慣の改善を行います。
糖質の多い食事の制限を行います。
また、減量・節酒・禁煙・運動の指導を行います。
生活習慣の是正でもコントロールができない場合には、薬物治療をお勧めします。
薬物治療には、飲み薬と注射薬があります。
病気の種類や、合併症の有無などにより、薬を決定します。

 

当院では、糖尿病の診断・治療・フォローアップを行っております。
詳しくはお問合せください。

 

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