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B型肝炎

B型肝炎とは

B型肝炎ウイルスが、何らかの方法で体内に侵入し、肝臓に住みつくことでかかります。
感染方法は3種類で、①母子感染(生まれるときに母親から感染する)、②血液感染(針刺し等、他人の血液が体内に入ることで感染する)、③性行為感染があります。
日本には約110~140万人のB型肝炎患者さんがいるといわれています。

症状

8割の患者さんは、B型肝炎にかかっても無症状で過ごされます。
B型肝炎ウイルスが肝臓に影響を与えない状態のことを、キャリアと呼びます。
一部の患者さんは、B型肝炎ウイルスが急激に増えて勢いを増し、慢性肝炎に移行します。
慢性肝炎がさらに進行すると肝硬変となり、肝硬変になると黄疸(目や体が黄色くなる)、腹水による腹部の張り、足のむくみ、吐血、かゆみなどの症状が出ます。

診断・検査

B型肝炎にかかっているかどうかは、血液検査で診断ができます。
また、肝臓が慢性肝炎になっているか、肝硬変になっているかは腹部エコー(超音波)検査により診断をします。
B型肝炎の方、とくに慢性肝炎や肝硬変の方は、半年に1度の腹部エコー検査と血液検査をおすすめしています。

当院の腹部エコー検査について

治療

B型肝炎の方のなかでも、キャリアの方は治療の必要はありません。
慢性肝炎、肝硬変の方は、核酸アナログ製剤とよばれる飲み薬が必要です。
また、核酸アナログ製剤の治療には、医療費助成制度が使えます。

 

当院では、B型肝炎の方の診断、フォローアップ、治療を行っております。
詳しくはお問合せください。

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